長崎出島

1,980
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■名著復刻■
長崎出島

フェートン号事件と商館長ヅーフの物語
平山蘆江

◆体裁 四六判 並製  ◆定価:1800円(税別)   
◆ISBN978—4−88851—285-5 C0093 
◆2017年11月発行

昭和19年1月初版の小説を復刻! 著者平山蘆江は、戦前の流行作家としてならした。
『長崎出島』は平山の長崎へのこだわりをふんだんに盛り込んで書いた出島舞台の恋愛物語。
1808年に起きた実話のフェートン号事件が冒頭に克明に描かれる。
責任を感じた松平図書頭が自決したシーンや、出島商館長ヅーフと遊女の
葛藤のドラマが軸となる。
江戸時代の長崎の風俗や食文化、街並みや長崎言葉がふんだんに登場して
長崎の歴史を好きな人にはたまらない。                             

◆著者略歴 平山蘆江(ひらやま ろこう)
明治15年生まれ、昭和27年没。本名壮太郎。
神戸に生まれ実父死後長崎平山家に養子となる。
新聞記者を経て作家となり、花柳界の風俗に詳しくなる。
『長崎出島』は昭和19年婦人之家社刊。