私の「巨泉おもちゃ絵百選」

2,200
  (税込)

↑ ↓

川崎巨泉おもちゃ絵集
私の「巨泉おもちゃ絵百選」
                       企画:池田照
 
◆体裁 AB20取り=天地167mm×左右180mm  本文140p=オールカラー 
◆ISBN978-4-88851-279-4 C0071  ◆2017年7月発行

明治生まれの絵師川崎巨泉の「巨泉おもちゃ絵」は郷土玩具の起源まで解説した画期的な画集。
幼児期に親に買ってもらった池田照さんが、現代の子どもに見せたいと、100選の画集を企画した。   
◆内容
    ・版画おもちゃ絵  第1図〜第100図(100図に212種の郷土玩具)  
・解説:郷土玩具100図212種についての由来、起源を懇切に解説

◆川崎巨泉(かわさき きょせん)について ・本名川崎末吉。明治10年(1877)大阪の堺市で生まれる。 ・13歳で浮世絵師中井芳瀧に弟子入り。明治29年(1896)東京に武者修行に出る。 明治32年(1899)堺にもどり師匠の娘濱子と結婚。巨泉の雅号を名乗るように。 ・日清戦争後のある日、熊本の郷土玩具と福岡柳川の雉車を友人から贈られ郷土玩具に心を奪われる。明治後期から大正初期におもちゃ絵を版画で描く。『巨泉おもちゃ絵』は和紙に浮世絵の手法で手刷りされたので高価だった。昭和17年(1942)65歳で他界、堺市大安寺に葬られる。死後、濱子夫人によって「おもちゃ絵」の出版がつづけられ、『玩具帳』総計116冊は大阪府立図書館(現中之島図書館)に寄贈された。