カズオ・イシグロを語る

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ノーベル文学賞受賞記念 長崎文献社文化フォーラム記録
カズオ・イシグロを語る
平井杏子)

文学の芽を育てた歴史の町長崎だから語れる話。
2002年からカズオ・イシグロに注目した平井氏が、
長崎の町はもちろん、イギリス取材も敢行。
両親が住むギルフォードの家も訪問し詳細な話を聞いた。
2018年3月30日に開かれた長崎での講演会で、
ノーベル賞作家の実像をあぶり出した。
本書はその全記録である。

◆書籍体裁  四六判 並製 112ページ  
定価:本体800円+税  ISBN978-4-88851-297-8 C0095  
2018年7月発行

◆内容(目次)
第一章 イギリスと日本、そして長崎

第二章 創作の原点、歪んだ地図

第三章 個人の記憶、国の記憶  


◆著者プロフィール 平井杏子(ひらい きょうこ)
長崎市生まれ。長崎東高等学校卒。エッセイスト、英文学者。
昭和女子大名誉教授。
おもな著書『アイリス・マードック』(1999年、彩流社)、
『アガサ・クリスティを訪ねる旅』(2010年、 大修館書店)、
『カズオ・イシグロ―境界のない世界』(2011年、水声社)、
『ゴーストを訪ねるロンドン の旅』(2014年、大修館書店)。
共著『サミュエル・ベケットのヴィジョンと運動』(2005年、未知谷)、
『名作は隠れている』(2009年、ミネルヴァ書房)ほか。