鉄川与助の大工道具

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長崎の教会堂に刻まれた知恵と工夫
鉄川与助の大工道具
山田由香里(長崎総合科学大学教授)

◆体裁 B5判並製 フルカラー 135頁 
定価:本体2400円+税   
ISBN978‐4-8885‐300-5 C0052

◆本書の特徴  
長崎の教会堂建設にかかわった鉄川与助の大工道具学術調査の
全貌をまとめた本。道具は 与助の知恵と工夫を物語る。
世界遺産となった 教会堂を新視点で見る意欲作。
鉄川与助建物総覧収録

◆内容(目次)  
・鉄川与助の大工道具との出会い  
・語り始めた鉄川与助の大工道具  
・フランス製の大工道具を追って海外取材  
・鉄川与助の鉋を復原して称賛の声  
・世界遺産の教会で鉋跡と道具を同定  
・鉄川与助の知恵と工夫の跡(全69件)を追跡調査 

◆著者プロフィール 山田由香里(やまだ・ゆかり)
神奈川大学大学院工学研究科博士後期課程修了。
平戸市教育委員会(2001年〜2006年)、各務原市教育委員会(2016年)を経て、
2007年から長崎総合科学大学工学部建築学科准教授。
現在同大学工学部工学科建築学コース教授。博士(工学)。
2009年度第一回日本都市計画家協会楠本洋二賞最優秀賞受賞。
著書に、『平戸の町並み――オランダ商館復元と合わせた町の活性化をめざして』
(共著、日本ナショナルトラスト、2003年)、
『長崎の教会堂――風景のなかの建築』(共著、河出書房新社、2016年)など。