長崎の伊勢信仰

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長崎の伊勢信仰
久田松和則  

定価:本体3800円+税
2018年11月発行 
A5判 上製本 520ページ
ISBN978-4-88851-303-6 C0014

著者は2018年、文化庁の「地域文化功労者表彰」を
受けた現役の宮司で研究者。

伊勢神宮は20年に1度の式年遷宮がおこなわれ、
日本人の精神的よりどころといわれている。
「お伊勢参り」は「御師(おし)」の働きと
密接な関係があり、 長崎各地に記録が残っている。
その記録を読み解いて庶民史を跡付ける渾身のドキュメント。

◆構成(目次)
・九州地方に伊勢信仰を伝えた御師たち
・長崎と周辺地域の伊勢信仰 ・大村地方の伊勢信仰
・平戸・松浦地方の伊勢信仰 ・島原地方の伊勢信仰
・諫早地方の伊勢信仰 ・島の伊勢信仰

◆筆者略歴 久田松 和則(くだまつ かずのり)
昭和24年(1949)大村市生まれ。皇學館大學文学部
国史学科卒。長崎県立高校の教師を経て大村市史料館専門員。
現在、大村富松神社宮司。文学博士。
大村市史編纂委員長として「大村市史 全5巻」を
責任編集(2018年完結)。
平成30年(2018)、文化庁の「地域文化功労者表彰」を
うける。

〔主著〕・『大村史 琴湖の日月』(国書刊行会 平成元年) 、
『伊勢御師と旦那—―伊勢信仰の開拓者たち』(弘文堂 平成16年) 、
『キリシタン伝来地の神社と信仰』(平成14年)