脚本家 市川森一の世界
市川森一論集刊行委員会編
定価:本体2800円+税
A5判上製本 338ページ 2018年11月発行
ISBN978-4-88851-302-9 C0074
◇本書の特徴
・人びとに『夢みる力』を伝えた脚本家のすべて
・大河ドラマ『黄金の日日』『山河燃ゆ』『花の乱』の 3本をヒットさせた
・有名俳優・脚本家が語った市川森一の素顔
○三田佳子 ○西田敏行 ○役所広司 ○松本白鸚 ○三谷幸喜
・長崎の歴史文化遺産の保存、継承にも力をそそぐ
<目次>
・カラー口絵 市川森一アルバム
第一章 人と作品の全体像
第二章 夢の軌跡 ドラマの現場から
第三章 脚本家の視点から
第四章 故郷としての長崎
第五章 座談会 「風船を持ち歩く少年のようだった」
市川美保子 高橋康夫 辻 萬里 鈴木嘉一(司会)
年譜
◆市川森一(いちかわ しんいち)プロフィール
・1941年諫早市生まれ。鎮西中学、諫早高校から日大芸術学部に進む。
・25歳で『快獣ブースカ』の脚本を書き、脚本家デビュー。
・テレビドラマの旗手としてNHK,TBS,日本テレビなどで連続ドラマを次々にヒットさせる。
・NHK大河ドラマ『黄金の日日』『山河燃ゆ』『花の乱』の3作をこなし脚本家のトップに。
・1983年第一回向田邦子賞を『淋しいのはお前だけじゃない』で受賞。
・長崎に対する郷土愛はひと一倍強く、ドラマや歴史文化の舞台に長崎を選ぶ。
・長崎歴史文化博物館の創設にかかわり、2005年竣工時に名誉館長に就任。
・2011年11月旭日小綬章を受けたが、直後の12月10日肺がんのため他界。享年70。