長崎偉人伝 松田源五郎

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長崎偉人伝
松田 源五郎 (1840-1901)
藤本健太郎著

第十八国立銀行の創業者・頭取となる。
長崎商工会議所発展の歴史を創る。
長崎鉄道敷設、日見新道開削にも尽力。
本木昌造、福沢諭吉の生き方に共感する。
永見伝三郎らと国立第十八銀行を立ち上げ、 渋沢栄一や高橋是清が力量を認めた傑物。
西道仙は「商海の偉人」と評価。
長崎の経済発展のため駆け抜けた62年の生涯。

■内容(目次)
はじめに〜渋沢栄一との出会い
第1章 胸像のまなざし  
第2章 松田家へ養子、商人となる
第3章 「バンク」事業参入と小野組長崎支配人
第4章 第十八国立銀行の設立   
第5章 長崎商工団体と各種会社の設立
第6章 政治の世界で生涯を貫く
第7章 水道敷設と港湾改良
第8章 道路と鉄道の交通革命をリード
第9章 長崎商業学校の創設
第10章 「商海の偉人」
おわりに

◆著者略歴 藤本健太郎(ふじもと けんたろう)
1990年 長崎県生まれ。2012年静岡大学人文学部社会学科卒業。
2019年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了(日本史学専修)。博士(文学)。
2016年〜2021年長崎市役所文化観光部長崎学研究所学芸員を経て、
2021年長崎外国語大学国際コミュニケーション学科講師。
論文:「『長崎市史』編纂事業と古賀十二郎」(『長崎学』創刊号、2017年)、「長崎区連合町会の開設と展開」(『長崎学』第4号、2020年)など。

四六判 並製
ISBN978-4-88851-369-2 C0023
2022年1月発行