出島の医学

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長年の医学史研究の成果を集大成した力作!

出島を舞台とした医学と科学のドラマ
出島の医学

相川忠臣
(長崎大学名誉教授)

近代西洋医学は長崎から全国に広まった。
ルイス・アルメイダから、フォン・シーボルト、
ポンペ、ボードインまで。
外国人が献身的に日本人に伝授したのは、単なる医療技術だけでなく、
先端科学、生き方までの奥深さがあった。
一般読者にもわかりやすく、長崎の歴史書でもある。

<主な内容>
■序章 長崎と西洋医学・科学との出会い
第1章 日本最初の南蛮外科医 ルイス・デ・アルメイダ
第2章 出島の医学と科学の誕生
第3章 出島の博物学者
    ケンペル、ツュンベリー、フォン・シーボルト
第4章 対外危機と軍事科学技術
第5章 国際感染症と長崎
第6章 開国と第一次海軍伝習
第7章 第二次海軍伝習:近代科学の組織的導入
第8章 近代医学の誕生
第9章 オランダ医学からドイツ医学へ

■本体B5判 ■並製本 ■フルカラー156ページ
■ISBN978-4-88851-179-7