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郷土の水泳文化
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1,980円(税込)
著者中森一郎
郷土の水泳文化
“長崎游泳協会(瓊浦遊泳協会)”120年のあゆみと想いを俯瞰する
中森一郎著
市民皆泳――みんなが泳げるって大事なこと
ねずみ島からプールへ、そしてグローバル化へ
海に囲まれた長崎が誇るもの、それが長崎游泳協会。
120年前に生まれ、鈴木天眼や西郷四郎、宇田川五郎と
いった錚々たる人々が立ち上げた創成期の息吹や、小堀
流とよばれる泳法の伝承など、長崎游泳協会の知られざ
るあゆみを書き下した本書は、資料性の高い1冊です。
水泳競技のグローバル化の「波」の中で、「市民皆泳」を目
標にひた走ってきた歴史を、日本水泳史研究の第一人者
である中森一郎氏が読み解きます。現在地から再開発関
係で場所移転するニュースがちまたをにぎわせている今、
見失ってはいけない長崎の「文化」を、ここで総ざらい!
〈目次より〉
・長崎游泳協会を生み出した原動力と動機
・小堀流踏水術の伝承と継承、継続
・水泳競技のグローバル化による変化と西洋泳法
・長崎游泳協会の存続における対応と継承
・ねずみ島からプール、そして未来へ
著者プロフィール 中森 一郎(なかもり かずお )
1952年(昭和27)三重県生まれ。伝承泳法(日本泳法)を中心とした自称「日本水泳史研究家」。
過去、複数の伝承泳法流派に関わり、史的研究調査からの論述と実技の研鑽(観海流・小池流・
小堀流など)を行なってきた。現在は、伝承泳法の文化的価値とその発展・普及について取り組
む中で、戦前に存在した伝承泳法の団体組織‘日本游泳連盟’に関わっての論考を具体的に進め
つつある。
定価(本体1800円+税)
A5判 並製 352ページ
ISBN978-4-88851-419-4
2024年2月3日発行
郷土の水泳文化
1,980円(税込)