佐賀藩深堀日記

史料翻刻
佐賀藩深堀日記
平 幸治編
◆体裁　A５判　上製本　632ページ
◆定価：4000円(税別)
◆ISBN978-4-88851-286-2　C0021
◆2018年2月発行

幕末の詳細なサムライの動きがわかる
深堀鍋島家の佐賀屋敷における『日記』を翻刻した本である。
慶応二年、慶応三年の克明な日記六件八冊を翻刻。 　　

◆おもな内容 　
＜慶応二年＞・石炭値上げ　・戸町のうち替地
・エンヒール銃購入　・脇津波止築立　・長州征伐出勢　
＜慶応三年＞・武雄へ猪狩り　・御番渡しのため長崎下向
・大浦アメリカ部屋での買物　・長崎での買物斡旋
・日峯社二五〇年御祭　・長州船頭殺害一件 ・スタルフ銃購入
・石炭運上銀御断り願い 　・異宗門取り締まり
・浦川長安オランダ医術修行願い 　・脇津番所鑑札
・石炭値上げ 　・拝料金三千両返済猶予願い
・スペンセール銃の購入

◆編者プロフィール
平 幸治（たいら こうじ）
昭和19年(1944)深堀(長崎市)に生まれる。深堀小学校卒業まで深堀で育つ。
昭和43年(1968)九州大学卒業。同年神戸銀行(現三井住友銀行)入行。
勤務のかたわら郷土深堀の歴史を勉強、退職後もつづけ現在に至る。
著書『肥前国深堀の歴史』(2002　長崎新聞社　2014年新装版)