★『旅する出島』が地方出版文化功労賞奨励賞受賞!
『旅する出島』山口美由紀著 定価2000円+税
第31回地方出版文化功労賞 奨励賞を受賞しました。
<選考理由> ブックインとっとり2018
江戸時代の鎖国の窓であった出島について多方面から書かれた本である。
ムックのような本の装丁や写真を多用したカラフルな紙面から、出島の観光的な紹介本だと思って読み進むと、よい意味で大きく裏切られる。
著者は長崎市で学芸員として発掘から復元に深くかかわっており、出島を様々な角度から広く知ってもらおうという「出島愛」にあふれている。
内容も出島の構成要素である島、街、橋、川などと、そこを中心に展開された服飾、工芸、食べ物、交流などがポイントを押さえながら、多少専門的なことも展覧会の解説や図録で鍛えた(?)わかりやすい文章と豊富な写真や図版、優れたレイアウトにも助けられ、興味を持って読み進められるよう構成されている。これを読んでから出島に行くと見方が全く変わるだろう。たくさんある出島の本の中でも出色である。
第31回地方出版文化功労賞 奨励賞を受賞しました。
<選考理由> ブックインとっとり2018
江戸時代の鎖国の窓であった出島について多方面から書かれた本である。
ムックのような本の装丁や写真を多用したカラフルな紙面から、出島の観光的な紹介本だと思って読み進むと、よい意味で大きく裏切られる。
著者は長崎市で学芸員として発掘から復元に深くかかわっており、出島を様々な角度から広く知ってもらおうという「出島愛」にあふれている。
内容も出島の構成要素である島、街、橋、川などと、そこを中心に展開された服飾、工芸、食べ物、交流などがポイントを押さえながら、多少専門的なことも展覧会の解説や図録で鍛えた(?)わかりやすい文章と豊富な写真や図版、優れたレイアウトにも助けられ、興味を持って読み進められるよう構成されている。これを読んでから出島に行くと見方が全く変わるだろう。たくさんある出島の本の中でも出色である。