●新刊 『長崎毛氈モノ語り』
長崎毛氈(もうせん)モノ語り
近世期の物質文明の受容と技術の導入
砂﨑素子著
長崎くんちなどの伝統行事で使われた緋毛氈(ひもうせん)は唐人貿易で長崎市民にもたらされた文化遺産といってもよい。江戸時代には、莫大な輸入量で知られる。
文化元年(1804)には中国から技術者を招聘し、長崎で生産しようと試みられる。長崎市伊良林地区で、実際に中国人技術者が生産をはじめた記録がある。
『毛氈製造手続併道具絵図』という図録には図入りで、工程がくわしく報告されている。著者は、この図録を解読し、当時の長崎町民文化の歴史をひもといている。
定価1,650円(税込)B5判 並製
ISBN978-4-88851-371-5 C0072
2022年2月発行
近世期の物質文明の受容と技術の導入
砂﨑素子著
長崎くんちなどの伝統行事で使われた緋毛氈(ひもうせん)は唐人貿易で長崎市民にもたらされた文化遺産といってもよい。江戸時代には、莫大な輸入量で知られる。
文化元年(1804)には中国から技術者を招聘し、長崎で生産しようと試みられる。長崎市伊良林地区で、実際に中国人技術者が生産をはじめた記録がある。
『毛氈製造手続併道具絵図』という図録には図入りで、工程がくわしく報告されている。著者は、この図録を解読し、当時の長崎町民文化の歴史をひもといている。
定価1,650円(税込)B5判 並製
ISBN978-4-88851-371-5 C0072
2022年2月発行